フジミ 1/24 NEW FIAT500
制作の経緯
実車が発売されてから、ずっと欲しかった新型チンク。
アバルトモデルが発売されてからは、いつか買ってやろうと目論んでいましたが、
先に別の車を購入してしまったため、当分は無理。
ならばプラモデルでお手軽に所有感を満たしてやろうと思っていた時に、フジミから発売されたのが、
今回の新型チンクチェントでした。
キットのボディは、フロントマスクとリアフェンダーが別体となっているため、
今後のバリエーション展開を期待せずにはいられません。
アバルトモデルやエッセエッセが発売されることを期待してます。
ただ、今回発売されたモデルは、特定のグレード設定をしていない様子です。
イタリア本国では実際に存在するグレードなのかもしれませんが、日本国内での販売モデルに
該当するグレードはありませんでした。そもそも、左ハンドルでMTだし・・・
グレードを特定させるために改造しようかとも思いましたが、現在の僕の工作レベルではおそらく無理。
それは次回以降の宿題にして、今回はとりあえず組んでみることにしました。
前回の課題もありますし・・・
今回はやってみたかった事がふたつありました。 ひとつは、メッキパーツのメッキ剥がし。やっぱり装飾メッキは好きになれません。 もうひとつは、ボディをピカピカに磨き上げること。 これが出来なければ、カーモデルの制作も今後上達しないであろう事は明確です。 前回のZの時も光沢ボディを目指したのですが、なかなかうまくいきませんでした。 今回は、多少なりともコツが分かってきたようで、それなりには光沢のある ボディになったかと思います。 塗装後は、ガイアノーツのクリアを噴き、 クレオスのMr.コンパウンド細目→極細で磨いた後、 タミヤのボデリングワックスで仕上げました。 出来はどうであれ、無事に完成して何より。 今回も色々失敗してますが、リカバリーの練習にもなりました。 綺麗に完成させるに越したことはありませんが、当初の目的であるふたつの事は 達成できたので、自分としては良しとします。 しくじった所は、次回作でカバーです。 傑作は常に「next one」の精神で。 |
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メッキ剥がしの方法はインターネットで調べました、ホント便利な時代です。 お米等を冷凍保存するプラ容器に薄めたキッチンハイターを入れるだけ なのですが、どれだけ薄めるとか、時間とかは気にしません。適当です。 僕は貧乏性なので、水とハイター半々くらいまで薄めたと思います。 で、使った後は台所を掃除します。 今回剥がそうと思ったのは左のようにホイールとマフラー、サイレンサーです。 マフラーは別にしなくても良かったのですが、ホイールは、もっと光沢が 欲しかったため、塗装しなおすことにしました。 |
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で、剥がし後です。 もっと激しい反応をするかと思っていましたが、意外とおとなしい。 メッキの物質が溶け出している、といった印象でした。 途中、容器を揺らしたり、部品を爪楊枝で突付いたりしながら待ちましたが、 ムラも無く、綺麗に落ちました。アルマイトもこれくらい綺麗に落ちてくれると 非常にありがたいのですが・・・ |
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前回からの反省点として、制作上以外では写真撮影がありました。 そもそも、完成した模型を床に置いて撮影する事自体、やる気が感じられませんから、 今回はテーブルの上で、背景紙を用紙して撮影です。 重い一眼レフも引っ張り出します。 左の写真は、ポスターとかであるそうな構図を狙ったのですが、 写真右上が思いっきり白飛びしてます。 が、そこはかとなく、格好良い感じがしないでも無いので、良しとします。 それにしても、フィアットの車はどれもが可愛くかつ格好良い。 チンクも日本車で言えば、ヴィッツとかフィットに相当する車だと 思いますが、存在感というか何というか、まぁ数は圧倒的に違いますが、 デザイン的に日本車より秀でたものがあると思います。 近所に外車専門の中古車屋があり、X-1/9やバルケッタが展示してありました。 これらも物凄い格好良いので、その内作ってみたいと思っています。 |
その他・感想
前後のバンパーがうまく装着できず苦労しました。
フェンダーがツライチにならず広がってしまうのです。しっかり矯正しておかないと不恰好になってしまうため、
次回、バリエーションモデルが出たら(出るのか?)再チャレンジをしたいところです。
2009年8月23日 記